その人が久しぶりに南紀白浜へ行きました。
A子さんを見守りつづけた長い年月を
思い起こしていました。
……………………………………
A子さんは自分が誰の子がわからず、
青春時代からグレにグレてきました。
実兄に暴行されたり、
男には何回も捨てられたり、騙されたりー。
また5回もの流産、全身アレルギー、
パニック障害など、
世も怨み、疲れ果てていました。
そして南紀白浜でA子さんは
自殺未遂しました。
幸い救われましたが、
二日間昏睡状態で、記憶障害が残りました。
そのA子さんは今、幸せに暮らしています。
なぜ、幸せを掴んだのでしょうか。
「どこにいても、貴女を見守り続けます!
ですから、絶対に幸せになる!と
決めてください」
赤の他人に対して、
何のメリットもないのに、
その人はその後、数十年この約束を守って
いきました。
一体、A子さんにどのような
マジックをかけたのでしょうか。
「こんな最低な、
死にそこないの私に対して
応援します!と断言してくれた…、
しかもその後、
仲居の仕事やテキ屋の仕事から、
伴侶探しまで面倒を見てくれたのですよ」
A子さんは「未来の幸せのために、
絶対に手抜きせず、楽をしないこと。
5年間、頑張ってほしい。
必ずチャンスがくるから!」
の言葉を信じたようです。
不思議なことに、
精一杯仲居業に汗を流しているところへ
テキ屋のボスが宿泊にきたことから、
その後テキ屋ボス夫人になることが
できました。
A子さんも、立派でした。
高熱以外、体調を崩しても
絶対に仕事は休まず、テキ屋業でも
信頼を勝ち取りました。
いつの間にか、アレルギーも、
パニック障害も消えてしまったとか…。
―Princhéからの一言―
ワタシ、その人を知ってま〜すぅ。
裏切られても、
情けなくて迷惑ばかりかけられても、
一度見守ると決めたら、
絶対に切り捨てない善人さんなのよねぇ。
いつまでもマイナス思考だったり、
意気地がない人たちに
イライラするみたいよ。
でも、
「愚かな人ほど、間違いを重ねないように
見ていてあげなきゃ!」なんて…。
このように人生を変えていけるヒトと
いつまでも変えられないヒトと、
何が違うの?
教えて、Dr.玲緒奈先生!
―セレクト―
その答えは簡単です。
成功者から、
「アナタは素敵!」
「アナタはやれる人ですよ!」
と言われたら、
素直に信じ、目標を決め、行動しまくり、
自分の名前を覚えてもらうのです。
常にいつも同じ場所で、
広報ビラを手渡ししていると、
必ずファンがつくものです。
やりたい技術があれば、進んで人や団体に
会いにいくのが早道!
伸びない人たちは、動き方が気まま。
気ままで、あちこち動いていて、
それで効果はあれば、
みんな成功しているでしょ(笑)。
ちなみに、
A子さんは働くことで体力がつき、
47歳で出産したそうです!
赤ちゃんは踊るように手足を動かし、
元気に育っているとか……。
嬉しい話しですね。