No.1 まさか!自分が…

 

絶対訳ありのラブはしないと
決めていたのに、
気がつけば一線を越えてしまった
という人は意外に多いです。
彼女もそんな一人。
エグゼクティブ同士の話しで、
誰にも悩みを話せないということで、
ヨーロッパから有給休暇をとり、
会いにみえました。

真面目でインテリな彼女が、
全く好みではないモテ男の上司と
出来てしまった。
自分でも信じられない。
彼女が残業で遅くなった日、
帰り道でその上司とバッタリ。
かなり疲れ果てていて、
いつもの上司ではなかった。
思わず「チーフ、何かあったんですか?」
と声をかけた。
「やぁ、君か。
一杯だけ付き合ってくれないか?」と
誘われた。

彼女はなぜ上司に声をかけたのか。
しかも全く好みではない上司と
一線を超えるなんて━。
自分に腹立ちながらも、
関係を続けているわが身が
信じられなかった。
2ヶ月後35歳のバースデーを前に、
どうしたらいいのか?

-Dr.玲緒奈の分析-

嫌い嫌いは好きのうち。
人は真逆のものが気になるものです。
仕事ができるクールな彼女の中にも
隙があったようですが、人間的ですよ‥。
しまいこんでいた母性性が
顔を出してしまったのでしょ。
一度関係をもった後、
他の女子社員への態度と異なる顔を
彼女だけに見せてくる
上司に、自分は特別なんだと思い、
さらにはまっていったわけですね。
自然な感情で、わかりますよ、
ねっ、皆さん。

その上司は女の扱い方や悦ばせ方を
知っているようですから、
真面目でインテリな彼女を
オンナにしてゆくことは
簡単だったと思います。
これからの幸せのための
お勉強タイムになりましたね。

男と女は、惚れたほうが負け。
惚れさせたほうが勝ち。
彼はシーソーゲームの優位者です。
負けた彼女は、
自分を責めたらみじめになり、
せっかくオンナを知ったことが
無駄になりますよ。
「自分としたことが‥」なんて
自己否定していませんか?
その言葉を吐いたところで、
またラブをしてしまうわけだし、
その言葉は削除でいいでしょう。

-イイ女への目覚め-

オンナに目覚めたことを喜びましょう。
しかも、モテ上司が20代の女子じゃなく、
30代の彼女を選んだわけですし。
上司を彼女の虜にさせたのです。

ある意味、凄いじゃないですか!
きっと、彼女はイイ女なんだと思いますよ。
頭もよく、オンナとしても…素敵だなんて、
ブラバー!
自分を褒めてあげなきゃ。
夜空を見上げてください。
光の神さまが拍手を送ってることでしょう。

ただ、この先、損なくじを引かないこと。
上司と続ける。会社を辞めずに別れる。
やりたいことを見つけ転職し、結果別れる。
初めて婚活する。
他にも選択肢がありますよ。

頭でっかちにならずに、
川の流れに身を任せてみましょ。
35歳のバースデーを
かなり意識していますね。
その意識の強さ次第で、
新しい明日をセレクトでき、
新しい自分にシフトできます!

すでに彼女の潜在意識が
答えを用意してるのではないですか。
流れる川の美しさを信じて!

-Princhéからのひとこと💚-

ヒトはミスやNGをする生きものよ。
いまのアナタ、好きよ、大好きよ。
わざわざヨーロッパから日本に来るなんて、
やるわネェ!
Dr.玲緒奈から
ショコラをプレゼントされたよね。
プラネタリウムの中で食べたでしょ?
夜空の中に、
彼女をしあわせにしてくれるお星さまが
彼女に次のチャンスを
プレゼントしてくれるわよ、きっと。
Prinché、応援しちゃいます!

- セレクト -

35歳のバースデーから90日後、
彼女は海外企業留学をセレクトしました。
ラストデートで、
上司からまさかの言葉が!
「数年間ぼくに幸せを有難う。
次は、軟派男はNGだな(笑)」
彼からの感謝チョコに、
胸が熱くなったそうです━━。

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