No.25 ココロの品性にこそ美意識を


亡き母からの教えです。

家政婦さん、お友達、教え子さんを
選ぶとき、
母はあることを尺度にしていたことを
思い出しました。

それは、「ココロの品性」でした。
美しい人柄と言ってよいでしょう。

このような方々のココロの品性は
どうでしょう。

○自分の話しばかりし、こちらの話しを
聴こうとしない。

しばしば見かけませんか?
正直、ココロの品性が高いとは言い難い
ですね。

我が家の歴代のお手伝いさんは、全員
聞き上手だったことを思い出しました。

私の教え子ガールズさんたちも、
合格でしょう。

○次に、心から人を褒めることは少なく、
ついつい人のあらを探してしまう、
‘ミニ批評家さん’。

ご自分がこのタイプだと気づいていない
方が意外と多いですよ。
お気をつけください!

この点については、教え子ガールズさんは、
全員合格ではないのが残念。

どちらかといえば、
関西より関東の女性陣のほうが、
口に出して同性を褒める方々は
少ないようです。

吉永小百合さんの素晴らしさは、
どなたの悪口や陰口も、一切言わない点に
あることが知られています。
尊敬できますね。

一般的に、女性は同性に辛口になりがち
でしょ?

なかなか心から同性を褒める方は
少ないように思いますが、
吉永小百合さんを見ならってほしいです…。

私は吉永小百合さんファンでは
ありませんが、
対談やインタビュー時の物ごしに
ココロ品性を感じています。

女性が同性を批評する姿、
あまり美しくないですね。

「◯◯さんはスタイルはいいけど、
化粧が濃いわよね」
「オシャレだけど、
あれ全部ネットで買ってるみたい」
「◯◯さん、けっこう若いつもりなのよ」

世の紳士たちはそうした女性に対して、
「芯から人を褒めない方は、ご自分が品格
を下げた卑しいマナーをしていると

気づかれていない。残念だなぁ」
と、みています。

去る8月1日。
ある女性のお誕生日。

私はその方に実印を預けてもいいぐらい
信頼しています。
理由は、
ココロの品性がNGではないからです。

月2日。
またある女性の誕生日。

お世辞にも美しいとは言えない風貌ですが、
「◯◯さんのファッションは素敵!」とか、
「私は外見美人ではないので、
せめて心は美人になりたくて」
「◯◯さんはブッチャカワイイ。
私もマネしたいです」と。
ソフトな品性が素敵!

8月3日。
さらにある女性の誕生日。
外見は美魔女的イイ女。
表面的には同性を褒めていますが、
周りからは、心からではないことが
バレています…。

精神分析的には、

心から満たされてはいない方や
ひがみや歪みが染み込んでいる方が
ミニ批評家さんになってしまいがちと
いえそうです。

仮にその方の外見がどんなに美しくても、
同姓への辛口癖は、品性を下げてしまい、
レディとはいえません。

況してや、容姿にあまり自信がない方なら、
ココロ美人を目指されることで、
人生は豊かになりえます。

CATLの
スタイリッシュ・コーディネーター®
養成コースでは、褒め方以外に、
気になるところの表現法を教えています。

「◯◯さんのスタイルは抜群よね!
あと、メイクを少し工夫されたら、
もっと惹きつけるわね」
「オシャレな人よね。
よいものを上手に購入されていたとしたら、
ますます素敵だわ!」

いかがですか。
同性を褒めあう会話って、素敵でしょ?

ちなみに、私自身の反省。

仕事柄、時に人さまのココロを
シャープにみますので、
他者評論になることもあります。

もっと、世の中の女性を、褒め、
讃えてさしあげなきゃいけませんネ。

 

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