No.5 インスタレーション ── 色と光と空間が織りなす世界


インスタレーション(installation)
という言葉を、
お聞きになったことがあるでしょうか。

展示スペースを含めた空間全体が
作品とされ、
そのスペースを眺めているあなた自身が、
体験できるアート作品を言います。

現代美術の表現術とされ、
絵画、映像、彫刻、写真などの仲間と
いってよいでしょう。

プロジェクションマッピングや
パフォーマンスアートも、
インスタレーション的演出が
見せ場をつくりやすいと思います。

その場所が作品の一部になり、
作品を見る人が、
そのスペースを
どのように体験するかによって、

作品の意味合いが異なる
インスタレーションは、
色彩の宝庫です。

街角、古い倉庫、ギャラリー、カフェなど、
場所がつくる個性が空間にいのちを与え、
ワクワクさせてくれます。

私の分身である美空間デザイナー:
クリスチャン・R ・フェロー
を育ててくれた街、東京青山 ───。

インスタレーションは、
広義の美空間デザインといって
よいかもしれません。

南青山や北青山を歩いているだけで、
インスタレーションにしてみたい空間が
かなり見られます。

最近始めたホームページの監修も、
青山のカフェでしていました。

その青山には
インスタレーションが溢れています。

本日3月24日〜4月4日まで、
スパイラルで開催されている
《曽谷朝絵「とことこふわり」展》も、
そのひとつです。

曽谷朝絵さんは、
かなり前から注目してきた
現代美術作家さんでして、

色と光により、
疲れた現代人を包む作品を
得意とされています。

 
彼女の手にかかると、
日常のさりげない風景が
色と光の空間アートになり、

またたくまに、
色彩脳の扉を開けてくれます。

スパイラルカフェに座りながら、
彼女の作品をモチーフにした
オシャレなハーブティーを飲み、

作品をご覧になってみてください。
インスタレーション作家の目になれますよ。

私ごとですが、
4月4日まで数回は立ち寄るつもりです。
私だとわかった方は
お声をかけていただけたら、
嬉しいですね。

スパイラルビルは、
全館感性そのものを養う
アートスペースになっています。

感性を養い、
さらにイイ女を目指したい皆さまには、

2階のスパイラルマーケットで、
ちょっとしたプレゼントがオススメです。

スパイラルこと、
ワコールアートセンターに通って、
かれこれ30年に経ちますが、
ますますオシャレで、
これからもワクワクしながら、
出入りしたいと思っています。

 

PAGE TOP