世界の恋といえば、フランスやイタリアが
頭に浮かびます。
アモーレ・ア・プリマ・ヴィスタとは、
「一目惚れ」のこと。
いわゆる惚れやすい恋愛体質の方は、
すぐに一目惚れしてしまいます。
会った瞬間に体の中にビビッと電気が走る
という表現がありますが、
皆さんはいかがでしょうか ──。
米国ニューヨーク州のシラキュース大学の
ステファニー・オルティグ教授は、
人はたった0.2秒で恋してしまうことを
発見しました。
またオルティグ教授の研究チームでは、
恋に落ちたときは
オキシトシン、ドーパミン、アドレナリン
などの脳内物質を出すため、
脳の広い部分で働くことを示しています。
興味ある研究ですね。
具体的に恋する脳になるプロセスを
みてみましょう。
まず目から外見をみて、
「素敵!」「綺麗!」という情報が
入ります。
次に、相手の容姿や雰囲気が自分の好みで
あるかどうかを、判断します。
そして好みだわ!「好き!」
という気持ちになるまで一瞬。
いわゆる恋愛ホルモンのオキシトシン
活躍の瞬間ですね。
フランスでは、
「彼を見た瞬間に雷が落ちたみたい!」
などと表現しています。
皆さん、一目惚れをしたときの気持ちを、
思いだしてみませんか。
一目惚れは、一時的な性的な感覚で、
恋といっていいものか、わかりません。
それが本当の恋愛に発展するのかも
しれませんが、
愛ではないように感じています。
それでも、人を好きになることは
心が若いという証拠です。
一方、
外見だけで一目惚れはなく、時間をかけて、
じわじわ好きになる人もいます。
どちらか言えば、
恋にも人生にも慎重で、
あまり気移りしない方が多いようです。
人生や恋にリスクが少ないという意味では
後者でしょうけど、
アンチエイジングな面からいえば、
少しはアモーレ的に恋にも燃えても…。
私ごとですが、
どちらかといえば、
70%ほど前者の恋愛体質でしょうか。
0.2秒も
かからないんじゃないですかねぇ(笑)。
中学3年二学期、
家庭教師の先生にはお会いした瞬間
悩殺されました。
そのお陰で、
合格が危なかった公立高校に楽々パス!
一目惚れ力が脳を活性させるのは納得です。
一目惚れが恋か愛かの議論は別にして、
ちょっと熱くなる気持ちって、
大事にしたいと思いませんか?
近年、恋愛下手が増えているようです。
それだからでしょうか、
CATLに〈恋愛クリニック〉を
つくってほしいとの要望も。
恋は生きるエネルギー!
皆さんの人生に、
恋する気持ちを役立ててもらえるなら、
考えてみましょう ──。