亡き母からの教えです。
家政婦さん、お友達、教え子さんを
選ぶとき、
母はあることを尺度にしていたことを
思い出しました。
それは、「ココロの品性」でした。
美しい人柄と言ってよいでしょう。
このような方々のココロの品性は
どうでしょう。
○自分の話しばかりし、こちらの話しを
聴こうとしない。
しばしば見かけませんか?
正直、ココロの品性が高いとは言い難い
ですね。
我が家の歴代のお手伝いさんは、全員
聞き上手だったことを思い出しました。
私の教え子ガールズさんたちも、
合格でしょう。
○次に、心から人を褒めることは少なく、
ついつい人のあらを探してしまう、
‘ミニ批評家さん’。
ご自分がこのタイプだと気づいていない
方が意外と多いですよ。
お気をつけください!
この点については、教え子ガールズさんは、
全員合格ではないのが残念。
どちらかといえば、
関西より関東の女性陣のほうが、
口に出して同性を褒める方々は
少ないようです。
吉永小百合さんの素晴らしさは、
どなたの悪口や陰口も、一切言わない点に
あることが知られています。
尊敬できますね。
一般的に、女性は同性に辛口になりがち
でしょ?
なかなか心から同性を褒める方は
少ないように思いますが、
吉永小百合さんを見ならってほしいです…。
私は吉永小百合さんファンでは
ありませんが、
対談やインタビュー時の物ごしに
ココロ品性を感じています。
女性が同性を批評する姿、
あまり美しくないですね。
「◯◯さんはスタイルはいいけど、
化粧が濃いわよね」
「オシャレだけど、
あれ全部ネットで買ってるみたい」
「◯◯さん、けっこう若いつもりなのよ」
世の紳士たちはそうした女性に対して、
「芯から人を褒めない方は、ご自分が品格
を下げた卑しいマナーをしていると
気づかれていない。残念だなぁ」
と、みています。
去る8月1日。
ある女性のお誕生日。
私はその方に実印を預けてもいいぐらい
信頼しています。
理由は、
ココロの品性がNGではないからです。
8月2日。
またある女性の誕生日。
お世辞にも美しいとは言えない風貌ですが、
「◯◯さんのファッションは素敵!」とか、
「私は外見美人ではないので、
せめて心は美人になりたくて」
「◯◯さんはブッチャカワイイ。
私もマネしたいです」と。
ソフトな品性が素敵!
8月3日。
さらにある女性の誕生日。
外見は美魔女的イイ女。
表面的には同性を褒めていますが、
周りからは、心からではないことが
バレています…。
精神分析的には、
心から満たされてはいない方や
ひがみや歪みが染み込んでいる方が
ミニ批評家さんになってしまいがちと
いえそうです。
仮にその方の外見がどんなに美しくても、
同姓への辛口癖は、品性を下げてしまい、
レディとはいえません。
況してや、容姿にあまり自信がない方なら、
ココロ美人を目指されることで、
人生は豊かになりえます。
CATLの
スタイリッシュ・コーディネーター®
養成コースでは、褒め方以外に、
気になるところの表現法を教えています。
「◯◯さんのスタイルは抜群よね!
あと、メイクを少し工夫されたら、
もっと惹きつけるわね」
「オシャレな人よね。
よいものを上手に購入されていたとしたら、
ますます素敵だわ!」
いかがですか。
同性を褒めあう会話って、素敵でしょ?
ちなみに、私自身の反省。
仕事柄、時に人さまのココロを
シャープにみますので、
他者評論になることもあります。
もっと、世の中の女性を、褒め、
讃えてさしあげなきゃいけませんネ。